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ホワイトセージ、種からの成長経過を見る

今日は、発芽から鉢上げまでの成長を振り返りつつ、最近のホワイトセージの様子を。

相変わらず、ホワイトセージの育て方や種まきなどについて検索して訪問してくださる方が多いので、何かお役にたつことがあればいいのですが・・・。

今のところ、雪の多かった冬も難なく乗り切り、今のところ病害虫の被害もなく、無事に春をむかえてしまっているので、これといったトラブルネタがありません。(´・ω・`)

とはいえ、ここまで順調に育ってきた様子を振り返るのも楽しいので、種まき後の写真からひっぱりだしてきました。

ちなみに、過去のホワイトセージに関する記事は、リストがありますので、是非ご覧ください。

昨年、2009年8月13日の様子。
種が届いてから、種まきの直前までは、冷蔵庫の野菜室に保存。
その後、種をまいたのが8月10日で、発芽をみつけたのが、翌日の11日でした。

とにかく発芽が早かった・・・。

ホワイトセージ - 種まき2~3日で芽が出た!

プラグトレイに大体1粒づつ植えました。
発芽した双葉は、コモンセージと良く似た葉です。

その後、すくすくと育ち、8月26日にはすでに徒長気味の気配が・・・・。
小さく見えている本葉はすでにホワイトセージの気配をみせています。

ホワイトセージとミントが元気すぎる!

さらにそこから約一週間後、本葉の展開も終えて、新しい葉っぱが次々に出てきました。

発芽後から、水遣りのタイミングをもっとシビアにすべきだったんですが、かなり甘やかしていたので、徒長気味が日に日に酷くなっていますね。

ベランダガーデン成長記録:ホワイトセージの苗

本葉移植を狙っていたのですが、あっという間に葉が4枚になってしまったので、あわててプラグトレイからポット上げをしました。

このとき、ヒョロリと伸びた主根を少し切りました。
主根を切ることで、ヒゲ根の発根を促すのです。

ホワイトセージは根腐れした経験があるので、根をいじるべきではないかとおもったのですが、ヒゲ根がいくつか切れてしまっても、発芽直後から生育不良だった苗以外、まったく問題なく成長しました。

そして、具合で、ポット上げ後、ある程度落ち着いたように見える9月18日。

ホワイトセージの実生苗

ポットにあげると、即座にすくすく育ち始めました。
発芽タイミングや発芽後の生育具合によって、苗の生育具合に差が出始めています。

約半月ちょっと経った10月3日の様子では成長具合にハッキリとした差が見えてきました。

ベランダガーデン成長記録:ホワイトセージ

一番小さな苗は、枯れ込みはじめたのもこの時期です。

天気の良い日は日向に出し、それ以外は半日陰で管理し、夜も土がぬれている状態だったので、徒長が収まりません。

徒長すると、フシの間隔が広がるのでホワイトセージはかなり不恰好に見えますね!

この頃から、あまりに徒長が激しく自立ができなくなってきたので、料理用の竹串を支柱にして苗を誘引してできるだけ日向で管理するようにしはじめました。

10月27日頃には、株元に脇芽が出はじめるようになってきました。

ベランダガーデン成長記録:ホワイトセージ

市販の苗も、表土近くの脇芽が大きく育っているものが殆どだったので、これが健康な成長具合なのかなーと判断しています。

さらに、徒長を抑えるために、この頃はフシの間隔が広がってヒョロリと背の高い苗は、仕立て直しを図るために摘心しました。

それが成功したのか、常に日向にあたる場所に置いて乾燥気味に育てたのが良かったのか、その後茎がどんどん太り始め、暫くして支柱は必要なくなりました。

そして12月7日あたりで鉢上げ。

ホワイトセージの鉢上げ

夏のことを考えると、ムレを避けるためにも株をもっと少なく定植すべきなのですが、せっかく種から育てたのでガツガツ植え込みました。

摘心の成果もあって、株元の脇芽もすくすく育ち始めました。 

冬越も、常に日向の場所で南側だったのもあってか、北風が強い日も、雪の日も、動じる(枯れる)ことなくタフに育ち続けています。

この時点で病害虫は一切ありません。
予防のための薬品もまったく与えていません。

同様に、肥料も、まったく与えていません。

葉水も一切なしですが、さすがに春先から夏が終わるまではやったほうがいいかなぁ?と思っていますが、それも様子を見ながら・・・。

そして、種まきから半年ちょっと経った3月3日。
今の様子はというと・・・・

ホワイトセージ(サルビア アピアナ)

株元の脇芽がわさーーーーーーーーーーーーーーーっと出てきています。

ホワイトセージ(サルビア アピアナ)

最初は小さな葉が出るだけなのですが、しだいに葉が大きくなって茎を伸ばし始めて・・・

ホワイトセージ(サルビア アピアナ)

1つ1つ、脇枝として育ち始めます。
なぜか、株元から大きくなっていくんですね~。

ホワイトセージ(サルビア アピアナ)

摘心してしまったので、これ以上背が伸びることはないのですが、頂点近くの葉っぱは肉厚で大きな葉に成長しています。

日向においてやったほうが、フシの間隔がつまって枝も太くなりがっしりした苗に育ちます。
斑日陰で日向の時間のほうが長い場所に置けば、もうすこしひょろりと長い苗に育つはずです。

日陰すぎると、自立できないほど細い枝になりそうなので。。。

株のがっしりつまりぐあいから見て、殆ど常に日向の場所がお勧めです。
水遣りは、土に指をつっこんで、するっと指が刺さり根にさわれそうなほどに土が乾いている状態であげています。
(実際に触れちゃうぐらいになると水不足で葉がしんなりしていると思います。)

施肥は半年間に1~2度あげたかどうかというくらい。
手入れは、葉色が悪くなったものを取り除くだけです。

株が不要だとおもった葉は、黄色く変色してきて、手で触ってかるく力をくわえるだけでポキッと葉が折れます。
元気でみずみずしい葉はしなってなかなか折れません。

どちらも、ホワイトセージ独特のスーッと鼻が通るような香りが漂います。

今後脇芽がどれほど大きくなるのかによっては、鉢に植え込んでいる株の数を減らさなくてはいけないかもしれませんね。
このまま脇芽・脇枝を育てて、スマッジングハーブのワンドを作ってみたいので・・・。

Comments:3

yahoo#2a61c YahooJP 2011年10月 3日 12:57
ホワイトハーブを育てたいんですが今からじゃ種からは無理でしょうか? 苗から始めたほうがいいでしょうか? 日光が少なくかなり寒くなる部屋なんですがむずかしいでしょうか? 今、ガジュマルだけは頑張って元気にしている部屋なんですが。。。 よろしくお願いします。              MORAN
ひらぎ MT 2011年10月13日 04:05
MORAN様 お返事がおそくなってしまいごめんなさい! 種まきですが、今からは難しいと思います。 関東以北ならもう遅い気もしますし、関東以南なら問題ないかもしれません… そして、室内という環境も、厳しいかもしれません。 とはいえ、私は屋外での栽培経験がありませんので…断言はできませんね。 どちらも実際やってみたらできた!という可能性もないとは言えません。 挑戦してみるのも良いと思います。 ただ、私の経験から言わせて頂くとしたら。 種をまくなら、来年まで待って3~4月頃に蒔くのが安心ではないかと思います。 今からでも種まき自体は間に合うかもしれませんが、日光が少なくてかなり寒くなるということなので、冬を越すまでにある程度の寒さに耐えられるしっかりした苗ができるか不安だな。という理由です。 我が家のベランダは、真冬も日あたりが良いので、乾燥した暖かい環境が影響してか、冬の方が湿度の高い夏よりも成長スピードもコンディションも良いです。 原産地の環境と比較してあまりにも冬の寒さが厳しいようなら、春まで待たれたほうが安心ではないかと思います。 どうぞご検討ください。
yahoo#2a61c YahooJP 2011年10月14日 11:38
お返事ありがとうございます。 来年までまって挑戦してみようかと思います。 ありがとうございました。 たびたびお邪魔するかもしれませんがよろしくお願いします。      MORAN

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