- 2011年3月17日 22:18
- 日々のこと
輪番停電から名前が変わりましたが・・・始まりました！計画停電。
我が家は第2グループです。
世間様の一部では、計画停電が始まるまえから、広範囲での節電を訴える政府の声に盛り上がりを見せたのが、「ヤシマ作戦」。
ヤシマ作戦とは、アニメエヴァンゲリオンがネタ元。
対戦兵器に大量の電力が必要になり、日本全土の電力を使うために、全国的に一斉停電させて対応するというエピソードです。
冒頭の画像は、その「ヤシマ作戦」のネタ元であるアニメ、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版：序」のヤシマ作戦エピソードのコンテを担当した樋口真嗣氏とスタッフが作成した、計画停電のグループ分け画像。
pixivというコミュニティで配布されています。
オンタイム世代であり、自他共に認める（？）エヴァ好きの私。
この盛り上がりに乗じないわけがありません！
「日本中の電力、あなたに預けるわ。」
だから頑張って、東電さん！！
一部では、作戦名をつけて遊び心のようで不謹慎。との声もみかけましたが。
私はどんな状況でも楽しみを見出すことを「不謹慎」だとは思いませんし、どんな状況でも楽しみを見出せることは、幸せなことだと思っています。
さらに。
実際の作品のエピソードを知る人にとっては、ただの「停電」ではないのです。
この"ヤシマ作戦"は、長いエピソードの中でもとりわけ思い入れの深いエピソード。
原発で命をかけて必死の対応をしている人の存在への思いも、この作戦名には入ってるのです。
なぜか？は、ぜひ、作品を見てみることをお勧めします。
さて。
実際にやってきた計画停電。
住所わけでは、第2・第3グループに重複していて。
「実際にそのときになってみないと自分がどのグループかわからない。」という流れだったのですが。
実際にそのときを迎えてみてびっくりでした・・・
なんと。
同じ住所の中で、グループがパッカリ2つにわかれているのでした・・・。
こちらは真っ暗なのに、あちらには明かり。
我が家の該当している第2グループが終わって第3グループの時間になると、あちらが真っ暗。
しかし・・・住宅街が1つの明かりも残さず真っ暗になるのは怖いですね。
一部の停電でコレだけ怖いのだから、同じ住所全てが真っ暗になるのは余計に怖そう。
ということは・・・わかりづらかったけど、これで、よかったのかも・・・。
こうして、節電を意識しながらすごしたり、停電の3時間をすごしたりしていると、普段どれだけ無意識に電気に依存した生活をしていたかがよくわかります。
それと同時に、じつはこれがなくてもそこまで不便ではないんだなぁ。と気づいたりするものも。
今回は、電力不足による計画停電ですが・・・この出来事をキッカケに、ただの「エコブーム」から脱・ブームして、流行ではない、ライフスタイルにしっかり染み付いたエコが実践できるような日本になれたら、とてもすばらしいのではないかな。
なんて、考えてしまいました。
暖房に頼るまえに、1枚服を着込んでみる。
ちょっとその場を離れるときもこまめに電源を切ってみる。
余計なものは買わない。
電気を消して、スローな時間を。
100万人のキャンドルナイトのキャッチコピー「電気を消して、スローな夜を。」をちょっと変えて。
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