
渋谷で9人の写真展「遊 - Enjoy Camera Life -」を見た後は、新宿へ足を伸ばして蜷川実花展に行ってきました。
そう!
写真展のハシゴです。
もう、かなり贅沢な日曜日を過ごしました。(笑
ニナミカさんの写真・・・・というよりその世界観は、本当に独特。
ニナミカさんの目には、世界はこんなに美しいのだろうか?と想像させてくれる。
それって色が独特だから、という理由だけではない。
ニナミカワールドが形になっているから、ひらぎに見えてる世界は、人によってはこう見えたりするんだなぁっていうのを体感させてくれるような気がする。
例えば「人の気持ち」を知るのは難しいけど、お互いが「同じ気持ちだよ」と言い合ったりする。
でもこれは、互いが「同じ」と思っているだけで(もちろんそう思えることは素晴らしいことだ)、お互いのソレを形にして見せ合うことができたとしたら、きっとこれぐらい差があるんじゃないだろうか?
っていうのを、写真で表現してしまっているような・・・そんな感覚。

だからこそ・・・というより、個展はこうでなくてはならないのだろうけど。
このエントランスを入った瞬間から、そこはすでにひらぎの世界とは断絶された、「蜷川実花の世界」が広がってる。
この展示は、9つのテーマにわかれてて、それぞれがまたきっちり区分けされてた。
(それでしっかり写真がそこに落ち着いてしまうのだからまたすごい)
- エントランス
新作の「花」の写真がずらーーーっと窓ガラスに並ぶゾーン。 - 花
壁一面に、すでに発表済みの「花」の写真。 - 初期1995年~2002年
写真集で発表されていたりでおなじみの写真などが沢山。 - 金魚
蜷川実花。といえば!の金魚さんたち。
ブースも作りこんであって、自分も金魚になったみたいになれた。(笑 - 旅
ここはとても面白いゾーンでした。
みていない人のために、詳しくは伏せて・・・
一個一個を見るのが大変だけど、それぞれが楽しくてわくわくした。 - 人
春にパルコでやっていた「蜷川妄想劇場」なんかで見た写真などがビックサイズで! - 造花
造花を撮っても、花を撮っても、やっぱりニナミカさん。
美しいものは美しい。ということなのかな。 - 新作
2007年~2008年の新作の写真がズラリ。
かわいい動物達の写真や、ちょっとグロテスクなものも。。。
グロテスクなものは、ちょっと苦手だった;;; - ポートレイト
壁一面にずらーーーーーっと整列したポートレートたち。
先日購入した「極彩TAKARAZUKA」で登場したジェンヌたちもちらほら。
ニナミカの撮るポートレートの面白さは、「そのひとっぽい」というイメージをスコンと砕いてしまうこと。
「We LOVE ジェンヌ 極彩TAKARAZUKA」でも書いたけれど、個性あふれる宝塚ジェンヌを、サラッとニナミカ色に染め上げて作ってしまう。
それはきっと、言葉にするより簡単なことではないのかもしれないけど。
あの美輪明宏さんだって、そのほかの個性が確立したモデルさんだって。
時には誰かわからなかったー!と思うようなものが飛び出す。
みんなが持っている「そのひとっぽい」イメージ通りに撮るのは、大切なことかもしれない。
そうそう、この顔!この顔が好きなんだよ!!って・・・そんな気持ちになれる。
でも、それって本当の「そのひと」そのもののイメージとは限らなくて・・・誰しも多角的な側面を持っているのだから、限定された「そのひとっぽい」部分以外のキレーな部分だって見たい。
それを見せてくれるのがニナミカが撮る「人」なのかなぁ。とか。
それに、きっとニナミカなら、どんな人でもモデルにできるんじゃないかな。
なんとなく、だけど。モデルを撮るよりも、モデルじゃない人をつくりこんで撮るのってすごく難しいと思うから。
そういう意味では、モデルを一般的イメージのままのモデルにしておかないニナミカさんって、かなりすごいんじゃないかな。って。
そんなことを思ってしまったりしたのでした。
蜷川実花展 - 地上の花、天上の色 -
Mika Ninagawa:Earthly Flowers,Heavenly Colors2008年11月1日(土)~2008年12月28日(日)
東京オペラシティアートギャラリー
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