口語訳 古事記―神代篇
著者:三浦佑之
出版:文藝春秋
古事記、日本書紀、どれも興味があったけれど、読みやすい書籍ってなかなかなかった。
解説書籍を読んでも、なんだかピンとこないし。
翻訳書籍を読んでも、なんだか頭に入ってこない。
それでちょっと読むのをあきらめていた矢先に、書籍にちょこっと置かれていたのがコレだった。
単行本で、上下巻にわかれていて。
とりあえず、上巻を読み終わったのでこっちのレビューを。
この書籍の上下巻共通しているところは、
物語が全て「語り部」によって、語り継がれている設定となっていること。
語り部のおじいさんが、古事記の内容を語り聞かせながら、いろいろと教えてくれる。
そういう設定になっていて、語りごとの一つ一つにあわせて解説・注訳がつけられている。
おかげでとっても読みやすかった。
語り部の口調の端々まで、気配りされていて現代語はひとつもでてこない。
なんだか、昔話をきいているような気分で読める一冊。
上巻である神代編は、神々による日本創造部分の神話についてのお話。
「神の代の語りごと」で、「神代編」。
アメノミナカヌシの誕生・・・(天地創造)から始まり、
カムヤマトイハレビコ(神武天皇)からカムヌナカハミミ(綏靖天皇)の代へ移るところまで。
その間にある、沢山の神様たちの物語が納められている。
もともと古事記を語り部口調に訳したものだから、ストーリーはまったく変わらないけれど。
なかなか敷居が高く感じて手に取れなかった方には是非オススメしたいです。
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