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- 10-25,2006
- 本
死は特別なものではなく隣の部屋へ移った、ただそれだけのこと。私は私であり、あなたはあなたです。互いに何があっても、私たちは変わらないのです。昔の名前で呼んでください。口調を変えず悲しみを忘れて、いつも話していた言葉で話しかけてください。冗談を言い合っていたときのように笑ってください。私を思い出し、私のために祈ってください。いつものように家族の会話に私の名前を出してください。意識せず明るく話してください。悲しいことではないのです。
人生は同じことの繰り返しであり、途切れなく続きます。なにゆえ、忘れてしまうのか、見えないからでしょうか。私は今、このときでもあなたのことをすぐ近くで待っています。
何もかも大丈夫だから。
このこんな冒頭で始まるこの書籍の著者、ドリスストークスは、英国では有名な女性。
ミディアム(霊媒)として、スピリチュアルカウンセリングを行っている方。
とっても素敵なおばあちゃまだったようだけれど、1987年に亡くなっている。
霊視(書籍内では、シッティングと表されていた)といわれているその場面が、ミディアム本人の手で語られているせいか、ものすごくリアリティがある。
ドリス・ストークス氏は、生後五ヶ月の息子を腸閉塞で亡くしている。
それをきかっけに、ミディアムとして、多くの人を霊視することになったとあった。
この書籍は、そのなかでも「子供を亡くした親」に視点をあてて、書かれている。
頼まれた買い物のために寄った書店でこの本を見つけ、即座に購入を決め、一日で読破した。
ドリス・ストークス氏は、「あちら」と「こちら」という言い方(正確にいえば、訳者の訳し方)をしていて、なんだかそれが、ものすごく身近なことのように感じられる表現に聞こえたし、子供を亡くしたことがなくても、伝わってくるものがあったようにおもう。
死んだら人はどうなるのか。
死ってどういうものなのか。
生まれてきたのにどうして死ななくてはいけないのか。
なぜ、命というものがあるのか。何のために生きるのか。
スピリチュアルブームだからとか、そういった視点ではなくて、こういったことで、頭を悩ませたことがある人は、読んでみるといいんじゃないかな。
もちろん、「霊媒師ってどうやって視てるの!?」という好奇心がある人も読んでみるといいかもしれないけれど、書かれていることが受け入れられないと、とってもつまらないことは確か。
いつも身近にある「生と死」の問題を考えられる本。
とっても心が温まるお話が沢山詰まってる本。
「天国の子どもたちから―残された家族への愛のメッセージ」
ドリス ストークス翻訳:江原啓之, 横山悦子
出版:ハート出版
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